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2014年12月19日金曜日

草津志那浜のコハクチョウ達 01

18日、この冬もコハクチョウが滋賀県草津市の志那浜へと飛来した。 
6羽が飛来し、4羽は直ぐに飛び去った様だが、2羽のコハクチョウは留まってくれた。

この2羽は、近年水位が高く採餌も難しい上に、付近に塒も無く環境的に恵まれていると
決して言えない、この場所に7年続けて飛来してくれているコハクチョウである。
 言わば、生粋の志那っ子だろう。

遠くシベリアの地から渡り、この地へ来てくれる。
私は、彼らの姿を見る度に思うのだ、これは『奇跡』であると。。。 

写真を見て頂ければ分かるが、彼らが波を避け翼を休める場所はゴミだらけだ。
私もお手伝いしている、『草津湖岸コハクチョウを愛する会』の仲間達と定期的にゴミを拾ってはいるが、流れに乗りゴミは琵琶湖中から漂着して来る。
 多くの人からすれば、ゴミは美観を損なうだけの事かもしれない。

ただ、その場所で休息や採餌をするコハクチョウや水鳥達にとっては、怪我をしたり、飲み込めば命に関わる大きな問題であることを心の片隅にでも置いておいて頂きたいのです。

『琵琶湖で遊んだら、ゴミを持ち帰る。』

ただ、それだけで我々人間にも、水鳥達にとっても状況は良くなるんじゃないかな?
今から行動を起こさなければ、そう。。。『奇跡』なんて長くは続かないのである。

だって、こんなにも愛くるしい姿を見られなくなるなんて寂しいじゃないですか!

滋賀・草津市 -(Cygnus columbianus in  Kusatu city Shiga.) -

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